当社は道路交通信号施設に係る専門企業を目指して平成15年に創業いたしました。
1980年(昭和40年)代半ば交通事故による死者数は1万6千人を超え東京の環状7号などは慢性的交通渋滞で、沿線の住民は排煙による『光化学スモック』に悩まされ、まさに世の中は『交通戦争』と呼ばれる時代でした。
行政はこの交通戦争状態を解決すべく交通信号制御方式の開発や交通安全施設の充実など交通安全対策に注力し、交通信号機の機能においては各交差点の交通制御(点制御)から系統信号制御(線制御)へ変わり、更に地域一帯を制御する広域管制(面制御)へと技術革新を推進しました。
このように、半世紀に渡る行政機関をはじめとして交通信号施設メーカーや施工業者の地道な活動により、2021年(令和3年)の2,636人と『交通戦争』時期の6分の1迄減少させることができました。
当社としては、交差点信号機を含め道路交通施設の設置設計、施行監理という『建設コンサルタント』という立場から、交通行政機関の皆さん及び施工業者の皆さんを側面から支援しております。
また、近い将来『自動運転の社会が実現される時期が来ても道路に於ける社会インフラ(交通信号設備、道路情報板、通信設備等)は必須である』という考えのもと、更に技術を磨き道路交通社会に貢献したいと思っております。
株式会社 都市交通テクノロジー
代表取締役